【解決事例】
困難な状況にあった外国人の在留資格を早期に再設計し、家族としての在留安定を実現したケース
■ ご相談のきっかけ
当事務所には、
日本人の方を通じて、在留資格について悩みを抱える外国人の方からのご相談が寄せられることがあります。
今回も、日本在住の外国人ご家族について、
「現在の在留資格のままで問題がないのか」
「将来の更新や生活に不安がある」
といった内容のご相談を、日本人の支援者の方からいただいたことがきっかけでした。
ご本人としては、すでに日本で家族と同居し生活しているものの、
在留資格の面で不安定さを感じており、早めに整理したいという状況でした。
■ 状況整理と課題
在留資格の相談では、
「今の資格をどう維持するか」だけに目が向きがちですが、
実務上はそれだけが最善とは限りません。
本件では、
- すでに家族として日本で同居していること
- 配偶者が安定した在留資格と収入を有していること
- 現在の在留資格が、実際の生活実態と必ずしも一致していないこと
といった点を踏まえ、
生活実態に即した在留資格へ早期に切り替える必要性があると判断しました。
■ 当事務所の対応
当事務所では、初回のご相談時点から、
- 家族関係・同居状況の確認
- 扶養関係・収入状況の整理
- 今後の生活設計を踏まえた在留資格の選択
- 申請内容を簡潔かつ分かりやすく整理した書面作成
を行い、できるだけ早期に在留資格変更の申請を行う方針としました。
過去の経緯を必要以上に掘り下げるのではなく、
**「現在および今後の生活が安定していること」**に焦点を当てた申請構成としたことがポイントです。
■ 結果(早期の許可)
その結果、
在留資格「家族滞在」への変更が無事許可され、比較的早期に新しい在留カードを取得することができました。
(在留期間:6か月)
在留資格が整理されたことで、
- 家族としての在留関係が明確になり
- 将来の更新を見据えた生活設計が可能となり
- ご本人・ご家族ともに大きな安心につながった
という結果となりました。
■ 行政書士として大切にしていること
在留資格の問題は、
ご本人だけで悩みを抱え込んでしまうケースが少なくありません。
特に、
- 外国人ご本人が制度を十分に理解できていない場合
- 日本人の支援者が間に入って相談される場合
には、状況を正確に整理し、早めに適切な選択肢を示すことが非常に重要です。
今回のように、
早期に相談を受け、早期に在留資格を再設計できたことが、
結果として大きなトラブルを防ぐことにつながりました。
■ 在留資格でお悩みの方へ
- 現在の在留資格が生活実態に合っているか不安
- 更新や将来に漠然とした心配がある
- 家族で安心して日本で暮らしたい
このような場合は、
「今の資格をどう守るか」だけでなく、
**「今の生活に合った資格は何か」**という視点が重要です。
当事務所では、
個別事情を丁寧に整理したうえで、
無理のない在留資格の選択肢をご提案しています。
※本記事は、在留資格制度の一般的な活用事例を紹介するものであり、
特定の個人・団体・事業者を指すものではありません。
吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
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